· 

かち割り氷

こんにちは。中山です。

 

このブログでは、撮影実績などの内容の他に日々のスタジオの内容も少しずつお話していけたらと思います。

 

今日は、そんなスタジオのお話の記念すべき第一回目です。パチパチ

(祝福、どうもありがとうございます!)

 

弊所のスタジオでは、人物の撮影の他に商品やグルメ写真なども撮影しています。

 

スタジオには撮影対象のお品を盛り上げる脇役としての小物がいくつかありますが、今日はその中から「かち割り氷」をご紹介します。

 

氷は外気温と時間の経過で状態が変わってしまう上に、コップの中と周りの空気の差異が大きいと結露が出来てきてしまいます。

商品写真撮影はスムーズに進行することもあれば、お品数や必要カット数などによっては何時間もかかることも多くあります。

自然現象を相手にして仕事をするのも、それはそれで素敵な仕事ですが、一定の写真品質や意図した状態を撮るという事を考えるとその自然現象を操作してしまうのが一番効率的という事になるのです。

ここでご紹介する「かち割り氷」は言わば、解けない氷。

 

時間の経過で形が変わらない氷に加えて、コップの結露も作ってしまえば撮影における制限は一つ減り、撮影そのものに集中できるという訳です。

 

商品撮影などの広告撮影は、例えば夏を感じさせる写真を春や冬に撮ったりと、季節を感じさせる写真を季節問わず撮っています。

そういう意味でも、自然現象や季節を操作できるこの小物は重宝するという訳です。

 

また機会があれば、結露もご紹介しますね。

そのものでは氷に見えにくい