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スマホカメラで十分じゃない?

こんにちは。写真事務所の中山です。

 

今日は誰しも一度は考えるであろう『商品写真もスマホカメラで十分じゃない?』という疑問についてお応えします。

 

携帯電話にカメラ機能が一番最初に装備されたのが1999年9月発売の携帯電話でした。

それから約25年が経過し今はカメラ機能がついていないスマホや携帯電話が珍しいくらいにカメラ付電話が普及し、カメラの能力も当時からは考えられないくらいに高くなっています。

 

 そんなカメラが身近な現代で、商品を販売するときに「写真が必要」となればまず考えるのが『スマホで撮ればいいんじゃない?」というものだと思います。

 

確かに、現代のスマホカメラはとても優秀で綺麗に撮れますし、勝手に補正をしてくれたり、軽いし手軽!など、惹かれるものが沢山あります。それなのに、何故プロはスマホカメラで写真を撮らないのか?  

 

それはスマホカメラならではの特徴が関係しています。

スマホカメラが商品撮影に向かない理由

スマホカメラの主な利用シーンとして、ある調査では友達・家族・恋人との写真撮影が半数(50.5%)を越えて、次いで海や山などの風景を撮る(45.8%)というものでした。

このことからも分かるように、1つの写真で複数の人物が撮れたり、広い範囲で綺麗な景色を撮る事ができるようにスマホカメラは「広角レンズ」が標準装備になっています。

広角レンズは広い範囲を撮ることができる半面、被写体が近くにあると、写真が湾曲するという特徴を持っています。

 

商品写真は「商品の魅力を如何に偽りなく伝えるか」というものが求められるため、形が変わって実物と異なる印象を与えてしまうのは避けたいという想いもあり、より忠実にお品の魅力を写真として残すために一眼カメラで適切なレンズを使用して撮影しています。

 

もし、『写真が撮れればなんでもいい。広告における写真の影響なんて大したことない!』とお考えの方はスマホカメラでいいと思いますが、少しでも商品を魅力的に撮り、多くの人に手に取ってもらいたい!とお考えでしたら、

スマホで同じような大きさになるように撮るとカップの形が変わってしまった


是非お気軽に相談からでも構いません。ご連絡ください。