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夏の緑を感じながら

 7月の盛夏、茶道教室の好日庵さんからご依頼いただき、イタリアンレストランのTHE KAWABUN NAGOYAさんで茶道具とお料理の撮影をさせていただきました。

名古屋丸の内に佇む400年の歴史を誇る老舗料亭「河文」の伝統を受け継ぐモダンで洗練されたレストラン空間。

江戸時代から続く格式と美意識に現代的センスが融合した空間では四季折々の自然に囲まれながら和と洋が美しく調和したお料理が頂けます。

 

この日は特別にお店の空間を活かした「茶箱」のお茶会が開かれモダンな時間が流れていました。

 

茶箱とは茶道具一式をコンパクトに収めて持ち運べるようにした小さな茶道具箱です。

そのルーツはずっと昔にさかのぼり、室町時代~桃山時代とされ、長い年月を経て今なお、その文化が残る事に日本の良さを感じます。

 


レストランでのお茶会は格式ばらず、でもちゃんと美しい。

おもてなしの本質は形ではなく、”心”にあるのだなと改めて感じます。

 

ガラス越しにゆれる緑や差し込む夏の光の中での撮影は季節を感じられる夏のひとこまでした。

 

好日庵

THE KAWABUN NAGOYA