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好きを貫くということ

NK Studioでは、店舗撮影やスタジオでの商品撮影、デザイナーと共につくりあげてゆく広告撮影など幅広く行っています。
このブログでは、撮影の裏側など日々過行く中での感じたことなどを日記スタイルで残していきます。

 

 7月のある日、スポーツ専門学校さまからご依頼いただき、卒業生の「今」を撮影する機会を頂きました。

 この日のお天気は急に雨が降ったかと思えば晴れ間が覗く不安定な状況ですが、店内に入ると撮影させていただく主役とスタッフの皆さまの表情が明るく、晴れやかな気持ちにさせていただきました。

 

撮影の主役は、広島県出身の青年。

 

学生時代からサッカーに親しみ、今でもその情熱を持ち続けている、真っすぐな目が印象的な方でした。

専門学校時代には、既にスポーツショップでアルバイトを経験しており、「人と接することが好き」「スポーツの楽しさを伝えたい」という気持ちをずっと大切にしてきたそうです。

 

現在の職場では納品された商品のチェックや在庫管理からお店のディスプレイ、そして接客まで幅広い仕事を担当されているとのこと。

 

商品に対する知識も豊富で、シューズの特徴やウェアの素材感などについて丁寧でわかりやすく教えていただきました。

その語り口からは日々の努力とお客さまのニーズに真摯に向き合っている姿勢が伝わってきます。

カメラを向けた時の表情はとても自然で、仕事中の一瞬一瞬に彼の「好き」が滲み出ていました。

 

会話の中で伝わる「好きなことを仕事にするのは簡単ではないけれど、やり甲斐が確かにある」が等身大のリアリティと未来への真っすぐな意思が感じられました。

 

好きを貫くその姿に、沢山のエネルギーをもらえた撮影でした。